
テレワーク思考 在宅勤務からはじめるライフマネジメント
澤木 光一
マネジメント社 / 2020-10-10
この本について
在宅で働いていると、やることは多いのに頭の中がずっとざわざわして、どこから手をつければいいのか分からなくなる日ってありますよね。気がつけば午後になっていて、集中力も落ちて「今日はもういいか…」みたいな空気になる。でも心のどこかで、このままではまずいとも思っている。僕自身、ずっとその往復でした。 この本が効いたのは、「やることを増やす」のではなく、「やらなくていいことを先に決める」という逆転の発想が腑に落ちたからです。全部を抱えたまま頑張るんじゃなくて、まず頭の中を全部吐き出して、消去法で必要なことだけ残す。そうすると、朝イチに何を置けばいいかが自然と決まるし、15時以降にどんな仕事を回せば無理がないかも見えてきます。時間帯ごとの向き不向きを意識するだけで、在宅でもリズムが戻ってきました。 もうひとつは、テレワークで失われがちな「温度感」をどう補うかのところ。焦っているときほど強い言葉になりがちですが、あえて細かく、やわらかく連絡するほうが相手に伝わるという話がリアルで、実際に試したらチームの空気が少しだけ軽くなりました。自己管理って孤独な作業に見えるけれど、周りとのつながりを整えることで成立するんだなと感じました。 在宅でうまく回らない自分にモヤモヤしている人、頑張っているつもりなのに成果と疲れ方が釣り合わない人には、特に刺さると思います。無理に自分を変えるというより、「仕組みのほうを現実に合わせて整える」ための本でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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