
リモートワークの達人 (ハヤカワ文庫NF)
ジェイソン フリード, デイヴィッド ハイネマイヤー ハンソン, and 高橋 璃子
早川書房 / 2020-07-02
この本について
リモートで働いていると、「これって自分だけ?」みたいな小さな不安がじわじわ積もってきませんか。ミーティングが多くて仕事が進まないとか、部下の様子が見えないまま判断しないといけないとか、家にいるはずなのに妙に疲れるとか。僕自身もずっとそのあたりで迷っていて、形だけの効率化ではどうにもならない部分に手がかりがほしかったんです。 この本は、理論よりも「実際にどうするか」を淡々と示してくれるところがありがたいです。たとえば、情報を個人のPCに閉じ込めないことで無駄な迷いを減らす話や、雑談の仕組みをあえてつくって孤独を和らげる話。あるいは、ミーティングを塩扱いするという比喩のとおり、やりすぎると一気にチームが機能不全になることなど、読んでいて「ああ、そこが詰まりの原因だったのか」と素直に腑に落ちるポイントが多いです。 特に刺さったのは、成果をこまめに見せたり、連絡の優先度を分けたりすることで、顔が見えない不安を減らしていく考え方でした。結局リモートでもオフィスでも、人は「安心できれば動ける」わけで、その安心をどうつくるかが丁寧に語られています。仕事に集中するために環境を整える話や、生活リズムの切り替え方など、今日から試せるものも多いです。 リモート環境でずっとモヤモヤしてきた人や、「もっとシンプルに働きたい」と感じている人には、ちょうどよく刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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