
おやときどきこども
鳥羽和久
ナナロク社 / 20200625
累計読者数3
平均ハイライト数 12.7件/人
star総合評価 52/100
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この本について
子どもと向き合うとき、「この子はいま何を思っているんだろう」と立ち止まれず、つい大人の都合でラベルを貼ってしまうことがあります。いじめっ子、落ち着きがない、やる気がない…。本人はただそうなっているだけなのに、こちらの不安が勝って決めつけてしまう。そのあとに残るモヤモヤは、たぶん多くの人が抱えているものだと思います。 『おやときどきこども』は、そのモヤモヤの正体を少しだけほぐしてくれる本でした。たとえば、子どもを「○○な子」と規定するのではなく、「そう見える現象が起きている」と捉えるだけで、関係の空気が変わること。授業中に集中できない子を責める前に、座っているだけで精一杯かもしれないという視点を持つこと。そして、親の不安が子どもを追い詰めるストーリーを作り出していないかを、自分に問い直すこと。どれも急に劇的な変化が起きるわけではないけれど、日常の小さな場面でふっと呼吸がしやすくなる感覚がありました。 「どう接したら正解なんだろう」と考えすぎて苦しくなる人にこそ刺さる本です。正しさより、いま目の前で起きている現象をいっしょに見ようとする姿勢のほうが関係を支える――そんな当たり前のようで難しいことを、無理なく思い出させてくれます。
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出版社による紹介
「正しさ」を手放したところから始まる、
新しい人間関係のあり方をリアルな事例とこれまでにない考察でつづる本。
福岡市のど真ん中で小中高生たち150余名の子どもたちと日々奮闘する著者が、
まさにいまの親子が抱えるリアルな問題を、子どもたち自身の生き生きとした語りを通して描き出します。
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