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音楽が聴けなくなる日 (集英社新書)

音楽が聴けなくなる日 (集英社新書)

宮台真司、永田夏来、かがりはるき

累計読者数7
平均ハイライト数 33.3件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 81/100
trending_up後半加速型
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この本について

日常のニュースやXのタイムラインを見ていて、「なんでこんなに早く自粛になるんだろう」とか、「みんな同じ方向に流れすぎでは…?」と感じることが増えました。自分の感覚がズレているのか、社会が変わったのか、その境目がよく分からなくなる瞬間があるんですよね。 『音楽が聴けなくなる日』は、そのモヤモヤを直接すくい上げてくれる本でした。特に刺さったのは、アートは本来「心に回復不能の傷をつけるもの」だという視点。娯楽とは違って、体験したあとに元の自分に戻れなくなるものだと考えると、今の「事件=即自粛」の流れが、どれだけアートの根っこを弱らせているのかが見えてきます。また、SNS時代に加速した「状況的な関係」への移行も丁寧に説明されていて、なぜ人との距離感が軽くなり、逆に息苦しく感じるのかの理由が腑に落ちました。さらに、何かを決めきれない自分を責めがちなときに、「決定しないこと」も合理的な生き方だと示してくれるのが、個人的には救いでした。 社会の空気に飲まれがちな人、自分の感覚が間違っている気がして言葉にできないままでいる人には、かなり刺さると思います。読んだあと、音楽の聴き方だけでなく、自分と社会の距離のとり方も少し変わります。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

電気グルーヴ、ASKA、槇原敬之......ミュージシャンの薬物事件で「突然音楽が聴けなくなる」という〈自粛〉社会ニッポンを問う。
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