ヨムナビ
変質する世界 ウィズコロナの経済と社会 (PHP新書)

変質する世界 ウィズコロナの経済と社会 (PHP新書)

Voice編集部

PHP研究所 / 2020-07-14

累計読者数4
平均ハイライト数 5.8件/人
推定読了時間 約2時間29分
star総合評価 48/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 45%

この本について

最近、ニュースを見るたびに「結局どこへ向かってるんだろう…」と考え込むことが増えました。コロナ後の社会の変化も、少子化も、政治や経済の揺れも、自分の生活とは距離があるようで実はつながっている。そのつながりがよく見えずに、モヤモヤだけが積もっていく感じがあります。 この本を読んでいて一番助かったのは、「いま起きていることの背景を、自分の言葉で考えられる材料が揃う」ところでした。たとえば最低賃金の議論が、生産性や消費性向といった日常の肌感とちゃんと結びつく説明になっている点。曖昧な自粛が相互監視に変わるプロセスの指摘も、あの数年間に覚えた違和感を言語化してくれる感覚がありました。そして開疎化の話や二つのパラダイムの並存といった視点は、いまの社会の変化を「単なる不安」ではなく「構造」として捉える手がかりになります。 特に印象的だったのは、「未来を見通せなくても、考えることは放棄しない」という姿勢です。大きなテーマを扱っているのに、遠い世界の話ではなく、自分の生活の解像度を上げるための材料が静かに置かれている。必要以上に断言せず、読者自身の判断にゆだねる温度感も心地よいです。 社会の変化に飲み込まれないために、いま何を考えておくべきか整理したい人には、とても刺さる一冊だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

Voice編集部の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

コロナショックにより、経済や国際関係、人々の価値観はどのように変質したのか。『シン・ニホン』などの著者である安宅和人氏は、これからのマクロなトレンドを示すキーワードとして「開疎化」を挙げ、解剖学者の養老孟司氏は「ウイルスの心配より、健康で長生きしてもやることがないことのほうが問題」と述べる。経済学者のダロン・アセモグル氏はアメリカで最大の被害が出たことから、かの国の歪みについて解説し、SF小説『三体』の著者である劉慈欣氏は中国人の国民感情を語る。各界の第一人者がウィズコロナの世界を読み解く、傑出した論考15編。 〈執筆者〉安宅和人/長谷川眞理子/養老孟司/デービッド・アトキンソン/エドワード・ルトワック/ダロン・アセモグル/劉慈欣/御立尚資/細谷雄一/戸堂康之/大屋雄裕/苅谷剛彦/岡本隆司/宮沢孝幸/瀬名秀明 【PHP研究所】
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要