
大衆の反逆 (岩波文庫)
オルテガ イ ガセット and 佐々木 孝
岩波書店 / 2020-04-16
この本について
最近、意見のノイズが多すぎて、自分の考えってどこにあるんだろう…と感じることが増えていませんか。人と話しても、ぜんぜん伝わった気がしないし、そもそも分かり合うって無理なんじゃないか、みたいな疲れが蓄積していくあの感じです。僕も同じで、日々の仕事やSNSに揉まれながら「どう距離を取ればいいんだろう」と悩んでいました。 そんなときに『大衆の反逆』を読むと、今の世界に対する違う座標軸を渡されるような感覚がありました。人は根源的に孤独で、言語は“近似値”でしか伝わらないという指摘は、むしろ肩の力を抜かせてくれます。みんなと同じでいたいという願望が大衆行動を生み、そこに埋もれると自分への要求が薄れていく——そんな構造を知るだけで、日常のモヤモヤの置き場所が少し変わります。また「過去との連続性こそが人間の宝」という視点は、今の行動がどこにつながっているのかを考えるきっかけになりました。 特に、自分に課す基準が揺れやすい人、周囲の意見にかき消されがちな人には静かに刺さると思います。華やかな解決策は書かれていないけれど、自分の生をどう扱うかという根っこの部分にじわっと効いてきます。僕もしばらく距離を置いては読み返して、そのたびに考える角度が変わりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
The Cultivated Life: From Ceaseless Striving to Receiving Joy (English Edition)
Susan S. Phillips、Eugene H. Peterson

大衆の反逆 (ちくま学芸文庫)
オルテガ・イ・ガセット and 神吉敬三

日常は情報戦 (扶桑社新書)
KAZUYA

今を生きる思想 ハンナ・アレント 全体主義という悪夢 (講談社現代新書100)
牧野雅彦 and ハンナ・アレント

脳の呪縛を解く方法
苫米地英人
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要