
トポロジカル物質とは何か 最新・物質科学入門 (ブルーバックス)
長谷川修司
講談社 / 2021-01-21
累計読者数4
平均ハイライト数 1件/人
推定読了時間 約4時間40分
star総合評価 39/100
boltライト読書型
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この本について
仕事をしていても日常を過ごしていても、「世界って本当はどうなっているんだろう」とか、「見えていない仕組みの方が大事なんじゃないか」といったモヤモヤがふと出てくることがあります。頭の片隅に置いたままにしておくには大きいけれど、専門書を読み込むほどの覚悟もない…そんな距離感のまま時間だけが経つことが多いですよね。 この本は、まさにその宙ぶらりんな気持ちを少しだけ前に進めてくれる存在でした。抜粋にもある「物質には、まだ気づかれていない隠れた性質があるかもしれない」という視点は、科学の話なのにどこか自分の感覚の整理にもつながるところがあります。電子のスピンが絶えず揺らいでいる、平均でしか捉えられない──そんな描写を読むと、世界を“固定したもの”として見る癖が少しほぐれていきます。専門的な内容ではあるのに、構造の捉え方が変わると日常の見え方までじわっと変わる感覚がありました。 物理に強くなくても、世界の成り立ちを別の角度から覗いてみたい人には特に刺さると思います。理屈を武器にするというより、世界を見る感度を少し整えたいときに手元に置いておくと、意外なところで効いてくる一冊です。
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出版社による紹介
■「対称性の破れ」が生んだ新物質!■ 超伝導、スピン流、量子ホール効果、 ベリー位相、マヨラナ粒子……。 物質科学の気になるキーワードが 数式なしで、しっかりわかる。 ■物質科学を一変させた、量子の不思議。何がそんなにスゴイのか?■ 人類の物質観を革新する物質群、 「トポロジカル物質」のしくみに詳しく迫る。 そのカギは「対称性の破れ」にあり。 物質の根源となる基礎的な量子現象を 数学や物理学の基礎知識を前提とせずに解説。 超伝導、スピントロニクス、マヨラナ粒子、 そして量子コンピュータにつながる 驚くべき無数の応用が将来に待っている! ■おもな目次■ 序章 バーチャル空間で物質を観る 〈第I部 ノーベル賞に見る物質科学 トポロジカル物質への前奏曲〉 第1章 原子から量子物理学へ 第2章 原子から物質へ 第3章 物質は量子効果の舞台 〈第II部 バーチャル空間で物質を観る 量子物理学での表現法〉 第4章 運動量空間とは 第5章 バンド構造 物性科学の基礎 〈第III部 トポロジカル物質とは何か〉 第6章 仮想磁場 電場が磁場に見える 第7章 トポロジカル絶縁体とは 第8章 電子波の位相 第9章 トポロジカル物質ファミリーと応用
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