
未来は決まっており、自分の意志など存在しない。~心理学的決定論~ (光文社新書)
妹尾 武治
累計読者数30
平均ハイライト数 22.6件/人
star総合評価 65/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 29%
この本について
「自分の選択って、本当に“自分”が決めてるのか?」とふと思うことがあります。うまくいかなかった日の夜とか、気がついたら同じ失敗を繰り返している時とか。意志が弱いのか、環境のせいなのか、そもそも意志なんて本当にあるのか……と、考え始めると足が止まるあの感じです。 妹尾さんの『未来は決まっており、自分の意志など存在しない。』は、そのモヤモヤを正面から扱いながらも、説教ではなく“視点の遊び場”として読めました。量子論の揺らぎから「世界は観察されて初めて固まる」という話や、AIのブラックボックスと人間の自由意志がほぼ同じ構造だという指摘は、日常の小さな選択を「別の角度で見てもいいんだ」と思わせてくれます。また、脳が意志より先に動いているという実験の話は、頑張れない自分を責めるより「そういう仕組みなら仕方ないか」と力が抜けました。それでも人生はプロレスみたいに、結末が決まっていても今この瞬間に意味がある、という言い方が妙に腑に落ちます。 自由意志の有無を断定する本ではなく、自分の行動や感じ方を“もう一段外側”から見直してみるための道具箱に近いです。特に、「自分をコントロールできていない気がする人」には刺さると思います。理屈で割り切れない気持ちを抱えたまま、それでも前に進むための小さなヒントが見つかる本でした。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
これまで自由意志/決定論の対立として論じられてきた難問を、自由とは何かという議論からいったん離れ、「分岐問題」の枠組みのもとで考察しなおす。従来の哲学が依拠してきた対立図式を根底から揺さぶり、自由をめぐる議論に新たな境地をひらく圧倒的論考。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要





