
子どものための発達トレーニング (PHP新書)
岡田 尊司
PHP研究所 / 2017-04-14
累計読者数6
平均ハイライト数 15.7件/人
推定読了時間 約4時間29分
star総合評価 61/100
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この本について
子どもの行動に振り回されて、つい強めに注意してしまったり、逆に何も言わずに済ませてしまったり。そのたびに「これでよかったのかな」とモヤモヤが残ること、僕もよくあります。特にイライラや衝動的な行動が続く子どもを前にすると、どこまで受け止め、どこから枠組みを示せばいいのか、本当に迷います。 この本が助けてくれたのは、まず「受容と指導の割合はいつも同じじゃなくて、状況に応じて変えていい」という考え方でした。弱っているときは受容を増やす、前向きなときは少しだけ指導を強める。そんな現実的なバランス感覚を言語化してくれます。また、問題行動の裏にある気持ちを一緒にひも解く会話例が豊富で、「いきなり叱る」以外の関わり方がちゃんと現実的に描かれているのも救いでした。さらに、イライラの振り返りやロールプレイのステップが具体的なので、家庭でもそのまま試せるのがありがたいところです。 完璧な親を目指す本ではなく、子どもとの関係をもう少し安全な場所に戻したい人に向いています。特に、最近子どもが本音を話してくれなくなったと感じている人には、かなり実用的に刺さると思います。
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出版社による紹介
「不注意で見落としが多い」「忘れやすい」「聞き取りが弱い」「言葉の遅れ」「運動が不得意」「コミュニケーションが一方通行」「人前で話せない」「漢字や図形が苦手」「感情や行動が制御できない」「パニックになる」「計画が苦手」「イライラしがち」……。本書では、このような子どもの発達の課題に対し、実際に有効なトレーニングを紹介します。自転車に乗れなかった子どもが、訓練により自転車に乗れるようになることと同じで、脳に新しい回路ができれば、発達の課題は克服できるのです。発達障害と診断されたお子さんも、少し気がかりなお子さんも取り組んでいただきたい、日本を代表する精神科医による決定版です。「ゲームの上手な終わらせ方」など、子どもが意欲的にトレーニングに取り組むためのコツや具体的方法も満載。お子さんと養育者の方との愛着を安定化させ、トレーニングの効果を何倍にも高める「愛着アプローチ」についても取り上げます。 【トレーニングの例】●数字つなぎ課題(注意力のトレーニング) ●お話名人になる!(状況をわかりやすく伝えるトレーニング) ●閉眼ステッピング(手足を連動させた運動とバランス) ●会話のキャッチボール練習(社会性の能力) ●友達と意見が異なったとき(実践的なソーシャルスキル) ●勉強の計画を立てる(プランニングのトレーニング) ●怒りのコントロール ●愛着アプローチ——症状や問題行動に焦点化せず、背景に目を注ぐ 【PHP研究所】
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