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愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~ (光文社新書)

愛着障害の克服~「愛着アプローチ」で、人は変われる~ (光文社新書)

岡田 尊司

累計読者数15
平均ハイライト数 25.1件/人
推定読了時間 約6時間43分
star総合評価 70/100
menu_book精読型
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この本について

人と近づくのが怖かったり、逆に近づきすぎてうまく距離が取れなかったり。自分でも理由がよくわからないまま、関係がこじれていく瞬間ってありますよね。相手の反応に傷ついているつもりが、実は自分のほうも同じくらい不器用だったりして、後からモヤモヤだけが残ることもあります。 この本が効くのは、「なぜそうなるのか」を感情論ではなく、行動や反応の背景として淡々と示してくれるところです。たとえば、回避型の人が本音を語れないのは意志の弱さではなく、感情の記憶そのものが薄かったり、思い出すとつらくなるから封じている、という説明は、自分や相手を責める気持ちを少し和らげてくれます。また、不安型の人の「拒否」や「不機嫌」が、実は「もっと自分に目を向けてほしい」という複雑な助けのサインだと知ると、これまでとは違う受け止め方ができるようになります。さらに、安全基地という考え方が、遠い理想ではなく、日々の小さな関わりの積み重ねで作れるものだと示してくれるのも、個人的には救いでした。 自分の癖にも相手の癖にも、少し距離を置いて向き合いたい人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

幼いころに親との間で安定した愛着を築けないことで起こる愛着障害は、子どものときだけでなく大人になった後も、心身の不調や対人関係の困難、生きづらさとなってその人を苦しめ続ける。本書では、愛着研究の第一人者であり、ベストセラー『愛着障害』で愛着への理解と認知を国民的レベルに高めた著者が、愛着障害に苦しむ人やその家族、支援者に、臨床の最前線から、回復のための最強メソッドと実践の極意を公開する。奇跡の復活をもたらす「愛着アプローチ」とはどんな方法なのか。薬も認知行動療法も治せなかったさまざまな問題(慢性うつ、不安、依存症、摂食障害、自傷、発達障害、不登校、ひきこもり...etc.)が、なぜ愛着に注目し、愛着を安定化することで改善へと向かうのか。医療のパラダイムを根底から変える一冊。
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