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「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たち (幻冬舎新書)

「愛着障害」なのに「発達障害」と診断される人たち (幻冬舎新書)

岡田尊司

幻冬舎 / 2024-03-27

累計読者数6
平均ハイライト数 26.5件/人
推定読了時間 約3時間50分
star総合評価 62/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 34%

この本について

最近、「自分のしんどさは発達由来なのか、育ち由来なのか」が分からなくて、余計に混乱する…という声をよく聞きます。診断名がつくと少しホッとする反面、「本当にそうなのかな」とどこか引っかかる感じ、僕自身もずっと抱えていました。 この本は、そのモヤモヤを丁寧にほどいてくれます。発達と愛着の境界を曖昧にせず、どこが生物学的な問題で、どこが環境によって揺れ動くのかを、具体的な特徴や変化の仕方から見分けていく視点が得られます。例えば、愛着の問題は環境が変わると状態が急に良くなることが多いけれど、真性の発達障害はそこが固く動きにくい、といった“現実的な見立ての軸”が言語化されているのが助かりました。また、発達を血液型のような「タイプ」として捉える話は、できないところばかり見てしまう視点をそっと修正してくれます。 特に、自分や家族の状態を「診断名だけで判断したくない人」にはしっくり来ると思います。愛着と発達を対立させるのではなく、その人の困りごとをどう支えるかという形で整理できるので、読み終える頃には、必要以上に自分を責めたり、誰かを単純化して捉えることが少し減ります。僕にとっても、状況を見るときの“もう一段深い視点”をくれた一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「発達障害」と診断されるケースが急増している。一方で「発達障害」や「グレーゾーン」と診断されながら、実際は「愛着障害」であるケースが数多く見過ごされている。根本的な手当てがなされないため、症状をこじらせることも少なくない。なぜ「愛着障害」なのに「発達障害」と間違えられるのか? 本当に必要な対処とは何か? 豊富な事例とともに「発達障害」と誤診されやすい人たちの可能性を開花させるための方法も解説。「発達障害」の急増が意味する真のメッセージを明らかにする“衝撃と希望”の書。 ※本書は2012年に刊行された『発達障害と呼ばないで』のデータや内容を最新のものにアップデートするとともに、大幅に加筆修正を行ったものである。
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