
不安型愛着スタイル~他人の顔色に支配される人々~ (光文社新書)
岡田 尊司
累計読者数6
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star総合評価 49/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 35%
この本について
人といるとき、相手のちょっとした反応に必要以上に揺れてしまうことってありませんか。頭では「考えすぎだ」と分かっているのに、距離の取り方も頼り方もよく分からなくなる。僕もずっと同じところでつまずいてきました。 この本が助けになるのは、「なぜ自分がここまで不安になるのか」を、責めるでもなく逃すでもなく、具体的な行動レベルで説明してくれるところです。相手の機嫌を読みすぎて疲れる理由や、点数の辛い相手に惹かれてしまうメカニズムを、ただの性格ではなく“仕組み”として扱ってくれるので、妙に腑に落ちます。特に、事実と自分の推測を切り分ける視点や、自分と相手の問題を線引きする感覚は、実生活でそのまま使えるものでした。無理にポジティブになる必要はなくて、まずは「ほどよさ」を取り戻すところからでいい、という距離感も安心できます。 「相手にとっての良い子をやめる」場面の罪悪感についても丁寧で、そこを越えた先にやっと主体性が戻ってくる、という説明は、僕自身もしばらく時間をかけて実感した部分です。じわっと効く本だと思います。 人間関係で“揺れやすい自分”に心当たりがある人には、静かに刺さる一冊です。
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出版社による紹介
一般にもその存在と影響が広く認識されるようになった愛着障害。中でも身近な問題となるのが、比較的軽度な愛着障害である「愛着スタイル」だ。その中心を占める「不安型愛着スタイル」は、人の顔色や気持ちに対する敏感さ、傷つきやすさ、安心感・自己肯定感の乏しさなどを特徴とする。繊細で、共感性に優れ、優しく献身的な一面とともに、依存しやすい、攻撃を受けやすい、利用・搾取されやすいといった弱点を抱える。気疲れや自己犠牲が限界を超えると、心身の不調を来し、ときに別人のように怒り狂う面も。男性の一割五分、女性の二割が該当すると推測され、理解と知識なしには、職場や家庭で良好な関係を維持することは難しい。本書では不安型愛着スタイルを持つ人への対応の仕方に加え、克服や治療法も詳述する。
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