
コロナ後を襲う世界7大危機 石油・メタル・食糧・気候の危機が世界経済と人類を脅かす
柴田 明夫、中田 雅彦、大場 紀章、星野 克美
累計読者数4
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star総合評価 39/100
boltライト読書型
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この本について
エネルギーのニュースを見るたびに、「再エネが本当にこの先を支えられるのか」「EVに切り替われば全部解決するって話、そんなに単純なのか」といったモヤモヤが消えないまま日々が過ぎていくことがあります。自分も同じで、何となく不安はあるのに、どこから考えればいいのか分からなくなる瞬間が多いです。 この本は、そうした漠然とした不安に“現実の数字と構造”で向き合わせてくれます。たとえば、化石燃料がいまも世界エネルギーの8割以上を占めている事実とか、太陽光や水素が「万能な置き換え」にならない理由とか、聞いたことはあっても腹落ちしていなかった部分が整理されていきます。また、原子力や水力といった既存インフラの扱いをどうするか、感情論だけでは判断しづらいテーマも、コストや維持の問題を含めて具体的に示されています。読んでいて派手さはないのに、エネルギー問題を“自分の生活と国の選択”の両方で考える視点がじわっと立ち上がってくる本でした。 特に、「再エネは善、化石燃料は悪」という単純な軸で語られがちな話題に対して、一歩引いて状況を見たい人には向いています。答えがスッキリ出るタイプの本ではありませんが、これから何十年も続くエネルギー転換の重さを、自分ごととして理解したい人にはちょうどいい距離感だと思います。
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