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エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ (日本経済新聞出版)

エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ (日本経済新聞出版)

伊藤剛、岡本浩、戸田直樹、竹内純子

日経BP / 2017-09-01

累計読者数10
平均ハイライト数 12.3件/人
推定読了時間 約2時間58分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 30%

この本について

エネルギーの話題って、どうしても「専門家じゃないと分からない世界」に見えてしまって、でも電気代は上がるし再エネは進むし、この先どうなるんだろう……と日常レベルではじんわり不安が残ったまま、という人は多いと思います。自分もまさにそのタイプで、現場で何が起きているのかを掴みきれずにいました。 この本は、いま起きている変化を大げさに語らず、淡々と「なぜそうなるのか」を押し出してくれるところが助かりました。たとえば、太陽光が普及すると送配電の固定費が回収できなくなって料金体系が歪む、いわゆるデス・スパイラルの構造が、家計レベルの行動変化から説明されていて腹落ちします。また、再エネには慣性がないから系統が不安定になる、といった“地味だけど避けられない論点”も隠さず書かれていて、未来像の現実味がぐっと増します。さらに、デジタル化や業界再編がなぜ必要になるのかも、技術のコスト低下や人口密度の変化とつながる形で描かれていて、単なるスローガンに終わらないのがありがたいところです。 エネルギー問題を「結局どう動くのか」を自分の言葉で説明できるようになりたい人に刺さる内容だと思います。日々のモヤモヤを、一段だけ俯瞰して整理したいときにほどよく効いてくれる一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

経営共創基盤 代表取締役CEO 冨山和彦氏 推薦 「電力システム改革は、電力業界の構造改革に留まらない。業界の枠を超えた新たな産業創出と次世代エネルギービジネスに関心を持つあらゆる人にとって必読者となる一冊。電力システム改革の近未来像がここにある」 エネルギー問題に関心がある読者向けに専門情報をコンパクトにまとめました。 業界第一線の専門家がタッグを組み電力自由化の先を見すえ、エネルギー問題を取り巻く外的要因から最新技術の動向を踏まえて、2050年のエネルギーのあり方を予測。 人口減少や電力自由化、デジタル化、分散型発電などが進むことで、電力はどのように変わるのかを利用者側、事業者側の双方の観点から解説しており、今後の原子力発電のあり方についても言及しています。 エネルギー関連の研究者や実務家には役立つ最新情報が含まれるほか、エネルギーを軸に新たなビジネスや起業の機会をうかがう読者にも企画立案の参考にもなる一冊です。
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