
そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。
上野 雄史, 星野 崇宏, 安田 洋祐, 山口 真一, 今井 誠, and 坂井 豊貴
日経BP / 2022-04-22
この本について
仕事で何か判断するたびに、「このやり方、本当に正しいのかな」と不安になることが多いです。値付けにしても、施策の打ち方にしても、結局は自分の勘に寄ってしまう感じがあって、でもその勘が合っているのか確かめる方法が分からない。そんなモヤッとを抱えたまま走り続ける場面、僕もずっとありました。 この本の面白さは、そういう“現場の迷い”に対して、経済学という道具が思った以上に使えると気づかせてくれるところです。いま目の前の施策がうまくいかないとき、それが「努力不足」でも「センス不足」でもなく、単に仕組みの問題だったりする。たとえば値付けも、勘ではなく需要の精緻な予測から見直すだけで利益が変わるし、集団で判断するときも「人数を増やせばいい」という思い込みが実は非効率だったりする。こういう“視点のズレ”を直してくれるのがありがたいんです。 また、この本はサイエンスで原理を理解して、エンジニアリングで現場に落とすという姿勢を徹底していて、そこが実務に向いていると感じました。マーケットデザインやマッチング理論の話も、難しい理屈ではなく「結局どう活かすか」というところまで踏み込んでくれる。勘と経験を否定せず、むしろ学問で照らすことで磨く、という距離感もほどよいです。 自分の判断や施策に「なんでこれでいくのか」を説明できずにモヤッとする人に刺さる一冊だと思います。僕自身、目の前の問題を“自分の直感だけで何とかする癖”を少しずつ手放せました。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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