
新1分間マネジャー
ケン・ブランチャード, スペンサー・ジョンソン, 金井 壽宏, and 田辺 希久子
ダイヤモンド社 / 2015-06-18
この本について
マネジメントをしていると、「自分はちゃんと期待に応えられているのか?」とか、「部下にどう声をかけるのが正解なんだろう…」みたいな、言葉にしづらいモヤモヤが必ず出てきますよね。怒るのも違う、放っておくのも違う。でも、具体的にどう動けばいいのかは誰も教えてくれない。気づけば、叱られないことだけが評価の基準みたいになってしまうこともあります。 『新1分間マネジャー』は、そのあたりの「結局どうすればいいの?」に現実的なヒントをくれる本でした。たとえば、ミスを指摘するときに相手の人間性を否定しないことで、相手が防衛的にならずに次の行動に集中できる、という視点は、職場の空気を大きく変えます。また、最初から完璧を求めず、”おおむね正しい”行動を見つけて受け入れることで、部下が自信を取り戻して自走し始める。この「最初の一歩の扱い方」が丁寧に書かれているのもありがたいところでした。さらに、上司が判断を奪わず、質問を返すことで、部下が「自分で決める」感覚を育てていくプロセスも、実際の場面がイメージしやすいです。 うまくいっているマネジャーは特別なことをしているというより、日々の1分間の向き合い方を積み重ねているだけなのかもしれません。「部下の自信をどう守るか・育てるか」に悩んでいる人には特に刺さると思います。私自身、読んだあと、部下の顔を見てから話し始めるようになりました。たったそれだけでも関係性が変わるんですよね。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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