
元証券ウーマンが不動産投資で7億円
八木 エミリー
この本について
お金のことを考えるときって、「結局どう動けばいいのか分からないまま時間だけ過ぎていく…」みたいな宙ぶらりんの感覚がつきまといませんか。私も不動産に興味はあるのに、実際に物件を見始めると急に自信がなくなって、結局やめてしまうことが何度もありました。 この本が面白いのは、「根性で頑張ると成功する」みたいな話ではなく、著者自身が失敗に近い体験から“どこをどう見れば判断がぶれないか”を地に足ついた形で整理してくれているところなんですよね。たとえば、投資家がつまずく理由として挙げられている「勉強しない」「リサーチしない」「疑わない」は、自分にも思い当たるところがありすぎて刺さりました。物件を持つ目的をはっきりさせておく重要性や、入居率を75%と厳しめに見る姿勢も、派手さはないけれど実務で迷わなくなる視点だと思います。 個人的にいちばん響いたのは、数字や利回り以前に“自分の想定している入居者像が誰なのか”を明確にして、その人にとって余計なコストがかからない物件を選ぶという考え方でした。エレベーターの有無や周辺環境、地方なら駐車場が必須になることなど、現場でしか分からない判断基準が細かく書かれていて、やっと霧が晴れる感じがありました。 不動産投資に興味はあるけど一歩目で止まっている人、もしくは「結局、不安の正体が分からないまま判断してきた気がする」という人には、とくにしっくり来る本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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