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国民のための経済と財政の基礎知識 (扶桑社BOOKS新書)

国民のための経済と財政の基礎知識 (扶桑社BOOKS新書)

高橋 洋一

扶桑社 / 2021-04-29

累計読者数22
平均ハイライト数 15.8件/人
推定読了時間 約2時間59分
star総合評価 55/100
start序盤集中型
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この本について

経済のニュースを見ていて「物価が上がると何が問題なのか」「国の借金って本当に危ないのか」みたいな疑問がずっと残ったまま、なんとなく不安だけ積もっていくことってありませんか。自分もそうで、専門用語を聞くたびに読み飛ばしてきたツケが回ってきた感じがありました。 この本が助かったのは、曖昧に覚えていた言葉を一度ぜんぶ洗い直してくれるところです。物価はモノとお金のバランスで決まるとか、マネーストックの動きが2年後のインフレ率にどう繋がるのかとか、知っているつもりで見落としていた“最初の前提”が丁寧に埋まっていく。財政の話も、「国債が1000兆円」という聞き慣れたフレーズのどこに勘違いが紛れ込んでいるのかを、現実的な数字と仕組みで解いてくれます。派手な主張ではなく、言葉の意味をまず正確にしようという姿勢が一貫していて、そこが読みやすかったです。 自分の場合は、失業率とインフレ率の関係を扱うところでようやく「経済政策の議論がなぜ噛み合わないのか」が腑に落ちました。インフレ率だけを見ても判断を誤るとか、公共投資の効果は金融政策とセットで考えないといけないとか、現場の動きと理論がどう繋がるかがイメージしやすくなります。 経済の話を「なんとなく」で理解してきた人ほど、基礎を整えるきっかけになる本です。数字の裏側にある仕組みを、自分の生活感覚に落とし込みたい人に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

あなた、本当にわかってる? 基本を理解していないと、誤解を招き、ダマされる! これまで自分にはよくわからないことゆえ、信用して鵜呑みにするほかなかったお上の論理も、マスコミの盲点も、何より根拠が見いだせないバカな経済論の数々を、本書を読むことによって自分で見抜けるようになるだろう。 将来、とくに経済面について漠然とした不安を抱くのは、もうやめにすべきだ。本書を通じて、しっかりした根拠に基づき、シンプルにものをとらえ、考える力がつけば、いままでいかに政治家や官僚から都合よくダマされ、マスコミやバカな経済論者に翻弄されてきたのかがわかるはずだ。真実味のない「大暴落」「崩壊」「沈没」「破綻」などの言葉に一喜一憂しなくて済む。日本の「どこがよくて」「どこがダメなのか」もよく見えてくるだろう。 【本書の内容】 失業率とインフレとデフレの関係/マネタリーベースと為替の関係/「世の中のお金の量」は日銀が調整している/金利は「ゼロ」以下にもできる/株価で経済を読もうとする間違い/日本は負債も多いが資産も多い/わかってる?国債の仕組み/MMT論者とリフレ派/デフレの原因が人口減少という間違い/貿易収支と経済成長率は無関係/日本の経済格差は微小/ベーシックインカムの何が問題か?/財政再建のための増税は必要ない/消費税は社会保障に適さない
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