
プレゼンテーション Zen 第3版
ガー・レイノルズ、熊谷小百合、白川部君江
この本について
プレゼンの準備って、やればやるほど「あれ、自分ってこんなに説明が下手だったっけ…?」みたいな気分になることがあります。内容はあるのに伝わらない、スライドを作るほど迷子になる、緊張すると言いたいことが飛ぶ。僕もずっとそのループから抜け出せませんでした。 この本を読んで少し視界が開けたのは、「プレゼンって論理だけじゃなく、かなり創造的な作業なんだ」と腑に落ちた瞬間です。たとえば、最初の数分の使い方にもっと意識を向けること。形式的な挨拶をやめて、聴衆がこちらに興味を持ってくれる“短い猶予”にちゃんと勝負をかけること。あるいは、スライドを「説明のための図版」ではなく「感情を動かす道具」として使う意識に切り替えること。こういう発想の転換が、自分のプレゼンにそのまま効きました。 また、著者が繰り返し言っている「聴衆の背景知識に合わせる」という視点も、日々の説明仕事にかなり影響しました。自分が知っているから相手も知っているはず、という前提を外した瞬間、話し方もスライドの構成も大きく変わります。そして、その変化がちゃんと相手の反応に返ってくる。プレゼンだけでなく、普段の会議でも効く考え方でした。 「伝え方を整えたいけど、テンプレ通りに仕上げても何かピンとこない」という人にはとても刺さる本だと思います。完璧を狙うより、まずは自分の声と相手の視点をつなぎ直したいときの一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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