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ラスト・ワルツ ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

ラスト・ワルツ ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

柳 広司

KADOKAWA

累計読者数4
平均ハイライト数 3件/人
推定読了時間 約14時間24分
star総合評価 44/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 50%

この本について

仕事でも人間関係でも、「正解が見えない場でどう振る舞えばいいのか」がわからなくなる時があります。相手の出方も、自分の弱みも、どこまで読まれているのか不安になるあの感じです。頭では冷静にいようと思っても、いざ本番になると呼吸が浅くなる。そんな時に、柳広司の『ラスト・ワルツ ジョーカー・ゲーム』を読むと、少し視界がひらけます。 この本の刺さるところは、単にスパイもののスリルではなく、「状況に飲まれないための思考」の描かれ方が妙にリアルなところです。たとえば“相手も自分と同じ技術を持っていると仮定する”という発想は、仕事の交渉や初めての場に立つときにもそのまま使えますし、人にどう見られるかを姿勢や間合いで調整できるという描写は、緊張しがちな人ほど救われるはずです。さらに、しきたりが崩れていく社会で人が群れに依存してしまう描写は、今の時代の空気にもつながっていて、自分がどこで判断を止めているのかを考えさせられます。 派手な成長物語ではないけれど、混乱の中でも足元を確かめようとする気持ちに寄り添ってくれる物語です。場に流されやすい人、自分の判断に自信が持てない人には、とくに静かに響くと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

“魔王”――結城中佐の発案で、陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関”。その異能の精鋭達が、緊迫の諜報戦を繰り広げる! 吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイミステリ「ジョーカー・ゲーム」シリーズ! ※本電子書籍は『ジョーカー・ゲーム』『ダブル・ジョーカー』『パラダイス・ロスト』『ラスト・ワルツ』を1冊にまとめた合本版です。
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