
Microsoft Power BI入門 BI使いになる!Excel脳からの脱却
清水 優吾
翔泳社 / 2021-09-15
この本について
業務で「データ活用が大事なのは分かるけど、実際どこから手をつければいいのか…」と立ち止まる瞬間、けっこうあると思います。私もExcelに寄りかかりすぎていて、BIと聞くと急にハードルが上がる気がしていました。でもこの本を読むと、BIが“特別な専門領域”ではなく、むしろ日常の判断そのものだと腹落ちしてきます。 印象的だったのは、BIを「興味・関心から知恵を得る営み」と捉えているところです。Power BIの使い方だけでなく、なぜデータを扱う必要があるのか、どの状態まで準備されていれば判断につながるのか、といった根っこの部分がしっかり書かれています。データは整っていないと使えないこと、非構造化データはそもそも扱えないこと、そしてPower BI Desktopでは元データを壊さないからこそ思い切って編集できること…。こういう“現場でつまずきがちなポイント”が具体的に言語化されているのがありがたいところでした。 もう一つ個人的に効いたのは「BIツールを導入すること自体が目的ではない」という話です。可視化したら終わりではなく、そこから何を判断し、どんな次の一手が生まれるのか。そのループを回す仕組みをどう組織で育てるのか。天気予報や運行情報の例がとても身近で、BIが日常の延長にあることがすっと入ってきました。 Excelでは限界を感じてきた、でもいきなり高度な分析を語るのも違う…そんな人にちょうどいい本だと思います。自分の業務にデータをどう“なじませる”かを考えるきっかけになります。
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ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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