
どんなに自己肯定感が低くても生きやすくなるすごいインド思考術 (ANU WORKS出版)
中谷 秋絵 and ノーン
累計読者数3
平均ハイライト数 1.7件/人
star総合評価 37/100
boltライト読書型
この本について
誰かに何か言われたわけでもないのに、ふと「また余計なこと言ったかも」とか「自分ってめんどくさいな」と落ち込む日ってありますよね。頭では気にしすぎだと分かっているのに、思考のクセみたいに同じループに戻ってしまう。僕もそこから抜ける方法がわからず、気休めのポジティブワードでは全然効かなかったタイプです。 この本が少し違うのは、「自己肯定感を上げよう」と無理に引っ張らないところです。今の自分を否定していることにまず気づかせてくれて、「低いままの自分でもいい」と一回立ち止まらせてくれる。そこで変に背伸びしないでいいんだと思えたのは大きかったです。それから、インドの“迷惑をかけて当たり前”という価値観に触れると、人との距離の取り方がふっと緩むんですよね。自分も迷惑をかけるし、相手にもかけていい。その前提があるだけで、肩に乗っていた余計な緊張が落ちていきました。 僕が読んでいて特にしっくりきたのは、自己否定を繰り返すのは性格じゃなくて「思考の癖」だと教えてくれるところです。癖なら直せるし、直せなくても扱い方は変えられる。そこが強制的な自己改善とは違う、現実的な優しさだと思います。 いまの自分を無理に変えようとして疲れてしまった人、もう少し気楽に生きるヒントがほしい人に静かに刺さる一冊です。
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