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アカデミアを離れてみたら 博士、道なき道をゆく

アカデミアを離れてみたら 博士、道なき道をゆく

岩波書店編集部

岩波書店 / 2021-08-04

累計読者数3
平均ハイライト数 57.3件/人
推定読了時間 約3時間56分
star総合評価 69/100
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この本について

アカデミアにいると、「ここを離れたら価値がなくなるんじゃないか」「戻れなくなったらどうしよう」といった不安が、ずっと頭のどこかに残り続けますよね。研究が好きなのに、働き方や生活との折り合いがつかなくて、でも方向転換する勇気も出ない。その揺れが長引くほど、余計に一歩が重くなる感じがあります。 この本は、その“重さ”を真正面からほぐしてくれました。アカデミアを出た人の経験が淡々と語られているのですが、そこにあるのは「逃げ」ではなく、「自分に合った環境を選び直しただけ」という、ごく普通の話なんです。例えば、企業のほうが身体的にも精神的にも楽だったという声や、一度離れてもまた戻れるという実体験、あるいは研究者としての自信が揺らいだ人が別の場所で呼吸を取り戻していく姿。どれも“道を変える”ことの怖さを、少し現実的な距離感で見せてくれます。 読みながら、「自分の人生って、もっと自由に組み直していいんだな」と感じました。アカデミアの現状にモヤモヤしている人にも、転職か続行かで足踏みしている人にも、肩を押すというより、隣で静かに「こういう生き方もあるよ」とつぶやいてくれる本です。 特に、進路に迷う博士・ポスドクの人には刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

大学などの学術界から「外」に出た博士たちは,何を感じ,どう生きているのか.研究の経験は,その後にどう活かされるのか.企業の研究職から官僚そして指揮者まで,主に理系の博士号取得者たちが,酸いも甘いもひっくるめて語りつくす.21人の目は「外」の世界をいきいきと映し出し,そしてアカデミアのいまを見つめる.
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