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宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して (幻冬舎新書)

宇宙はなぜ美しいのか カラー新書 究極の「宇宙の法則」を目指して (幻冬舎新書)

村山斉

幻冬舎 / 2021-11-25

累計読者数3
平均ハイライト数 2.7件/人
推定読了時間 約5時間17分
star総合評価 46/100
boltライト読書型
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この本について

日常のことで手一杯のときって、自分が見ている世界がどれくらい“小さな切り抜き”なのかを忘れがちですよね。仕事の判断でも、人間関係でも、目の前のことしか見えていない気がして、なんだか息が詰まる。僕自身そんな状態が続いていたときに、この本のスケール感にちょっと救われました。 たとえば、地球をリンゴにたとえると ISS が皮のあたりを回っているだけで、そこから見えているのは地球のごく一部にすぎないという話。数字をただ並べているだけなのに、自分の“見えている範囲の狭さ”をそのまま差し出されたようで、妙に実感として残りました。また、アインシュタイン方程式が「座標をどう取っても崩れない対称性を持つ」といった説明も、単に知識としてではなく、「物事にはこういう揺るがない仕組みがある」という安心感につながるんですよね。宇宙の話をしているはずなのに、どこか心の隙間に効いてくる感じがあります。 さらに、日本の探査機かぐやの観測や、すばる望遠鏡がある標高4200メートルのマウナケアの話など、具体的な距離や場所が出てくることで、宇宙が急に“遠すぎないもの”になるのも良かったです。広大さに圧倒されるというより、世界の見え方がゆっくり広がっていく感覚に近いです。 視界が狭まっている気がする人、数字や物理の裏にある「感覚」みたいなものを受け取りたい人には特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

夜空を彩る満天の星や、皆既日食・彗星などの天体ショー。古来より人類は宇宙の美しさに魅せられてきた。しかし宇宙の美しさは、目に見えるところだけにあるのではない。これまで宇宙にまつわる現象は、物理学者が「美しい」と感じる理論によって解明されてきた。その美しさの秘密は「高い対称性」「簡潔さ」「自然な安定感」の3つ。はたして人類永遠の謎である宇宙の成り立ちを説明する「究極の法則」も、美しい理論から導くことができるのか? 宇宙はどこまで美しいのか? 最新の研究成果をやさしくひもとく知的冒険の書。
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