
WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か
ポール・ナース and 竹内 薫
ダイヤモンド社 / 2021-03-10
累計読者数15
平均ハイライト数 28.7件/人
推定読了時間 約2時間29分
star総合評価 72/100
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この本について
仕事でも日常でも、複雑なものに向き合うときって「結局どう捉えたらいいんだろう」と手が止まることがあります。効率よくやらなきゃと思う一方で、現実はそんなに最適化されていないし、情報も多すぎて正しい判断ができているのか不安になる。僕自身もよくこの沼に落ちます。 『WHAT IS LIFE?』が面白いのは、生命の話をしているようでいて、「複雑な世界とどう距離を取るか」という視点をくれるところです。たとえば、生命は最大効率で動いているわけではなく、「なんとかやっていける」から存続しているだけだという話。これを知ると、自分の仕事の段取りやキャリアの選び方にも、少し余白を許せるようになる。さらに、科学が進歩しても僕らは圧倒的に「知らないことだらけ」だと著者は繰り返します。この姿勢が、判断に迷ったときにいったん外に出て深呼吸する感覚を思い出させてくれます。そして、偉大な発見でさえ、個人の小さな実験や地味な積み重ねから生まれるという視点も、日々の仕事をもう少し信じて続けてみようと思わせてくれました。 生命科学の本だけど、読み終わるころには「複雑さを目録化するより意味をつかむ」という態度が、あらゆる場面で役に立つと気づきます。雑多な情報に疲れやすい人に響く一冊です。
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出版社による紹介
生きているっていったいどういうことだろう?ノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者ポール・ナースが「生命とは何か?」という大いなる謎に迫る。「細胞」「遺伝子」「自然淘汰による進化」「化学としての生命」「情報としての生命」の生物学の5つの重要な考え方をとりあげながら、生命の仕組みをやさしく解き明かす。
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