
SDGsブランディングの教科書: 本気で社会課題解決と利益を両立させる実践法
三科公孝
宣伝会議 / 2021-11-18
この本について
仕事で「マーケティングとブランディングの違いがよく分からないまま、なんとなく“良いことしてます感”だけが先走っている気がする…」みたいなモヤモヤにぶつかることがよくあります。売上のために動くのか、好きになってもらうために動くのか、その境界が曖昧になっている時代だからこそ余計に迷いやすいんですよね。 この本が面白いのは、「SDGsだから立派」とかではなく、応援文化や可処分“時間”の変化など、現場で肌感として起きていることを丁寧につなぎ合わせてくれるところでした。江戸時代の循環型社会の話も、歴史の雑学ではなく「持続性と発展は両立する」という視点を自然に持たせてくれるし、きぬのいえやCOCO-LOの取り組みは、SDGsが“装飾”ではなく事業の軸になるとどう変わるかをリアルに見せてくれます。 特に刺さったのは、「ブランディングがマーケティングの役割を果たすようになってきた」という部分で、応援される理由を作れれば、それ自体が売上の土台になるという気づきでした。無理に派手なことをする必要はなく、今の事業に少しエッセンスを加えるだけで流れが変わる、という現実的な距離感もありがたいです。 小さな会社や自治体で「社会性と収益のバランス」で悩んでいる人には、特にしっくりくる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
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