
ミッドナイト・ライブラリー (邦訳版:The Midnight Library)
マット ヘイグ、浅倉卓弥
ハーパーコリンズ・ジャパン / 2022-02-09
累計読者数5
平均ハイライト数 22件/人
推定読了時間 約6時間8分
star総合評価 60/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 33%
この本について
ときどき、過去のどこか一つをやり直せていたら今は違っていたんじゃないか、そんな想像ばかりしてしまうことがあります。比較するつもりはなくても、別の自分を思い浮かべてしまって前に進みにくくなる時期って、誰にでもあると思うんです。 『ミッドナイト・ライブラリー』を読んでいて感じたのは、「後悔そのものが問題なのではなく、後悔に縛られ続けてしまうことが苦しさを作る」という視点でした。抜粋にもありますが、決断は些細なことの積み重ねで、もし違う選択をしていたら別の人生があったかもしれない。でもその“もし”を無限に思い描けるからこそ、今の自分がダメだという証拠にはならない、とこの本は静かに示してくれます。 そしてもう一つ大きかったのは、「完璧な人生は存在しないけれど、生きるに値する人生なら複数ありえる」という感覚です。主人公がさまざまな人生を試すなかで、悲しみも失敗も“どの人生にもセットでついてくるもの”として受け止め直していくところが、自分の生活にもそのまま置き換えやすいんですよね。 過去に囚われてばかりで足が止まりやすい人、あるいは“これじゃない”という感覚だけが残っている人には、特にしっくりくる本だと思います。 派手な気づきをくれるというより、呼吸が少し深くなるような、そんな読み心地でした。
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出版社による紹介
全英1位!世界43カ国刊行 その図書館には “選ばなかった人生”が待っていた。 BTSメンバーも読んだ 各国でロングセラーの話題の1冊がついに日本解禁! ——あなたには、やりなおしたい過去はありますか? ノーラはその日人生のどん底にいた。飼っていた猫を亡くし、仕事をクビになり、 いくら悲しくても話を聞いてくれる家族も友人もいない。頭をめぐるのは後悔ばかり。 「私がもっといい飼い主だったら」「両親にも亡くなる前にもっと親孝行ができていたら」 「恋人と別れなければよかった」「故郷に戻らなければよかった」 生きている意味などもうないと、ノーラは衝動的に自らの命を絶とうとする。 だが目覚めたとき、目の前には不思議な図書館が佇んでいた——。 英米Amazonで驚異の20万レビュー超え。 『In the SOOP』でRMやV、JINをはじめとするメンバーがこぞって読んだことでも話題の、 今こそ読みたい、優しさに満ちた世界的ベストセラー小説。
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