
新装版 世界の調律 (平凡社ライブラリー0926)
R.マリー・シェーファー、鳥越 けい子
平凡社 / 2022-01-07
累計読者数3
平均ハイライト数 7.3件/人
推定読了時間 約8時間5分
star総合評価 42/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 19%
この本について
最近、仕事でも生活でも「情報に耳が奪われている感じ」が続いていて、静かな場所に行ってもなぜか落ち着かない…そんなモヤモヤを抱えることが増えました。音を避けるしか対処法が思いつかなくて、結局イヤホンや耳栓に頼るだけになってしまう。でも、この本を読んでいると、問題は音の多さそのものというより、こちらの“聴き方”のほうにあるんじゃないかと思わされます。 たとえば著者が言う「透聴力」という発想。音を遮断するのではなく、環境の中で何が基調音で、何が前景として際立っているのかを丁寧に拾うことで、今いる場所の意味が少しずつ変わってくる感じがあります。また、騒音を消すのではなく「どの音を残したいのか」を問い直す視点も、自分の働き方や暮らし方を選び直す作業にすごく似ていて、ただの理論書以上の手触りがありました。耳が勝手に拾ってしまう世界のざわつきを、少しだけ自分のペースに戻せるようになる感覚です。 音に敏感で疲れやすい人よりも、むしろ「日々の環境に意味づけしづらくなってきた人」に刺さる本だと思います。世界を静かにするのではなく、自分がどんな世界を聴き取っていきたいのか。その最初のヒントをくれる一冊でした。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
自然の音や街の喧騒、それらを受け取る人々をも含む「耳でとらえた風景」。その歴史とこれからを「音の思想」として集大成した名著。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要




