
仕事が速くてミスしない人がやっている「分ける」仕事術
吉田英憲
フォレスト出版 / 2022-01-13
この本について
仕事をしていると、頭の中が一度にいろんな情報で埋まって「どこから手をつければいいんだろう…」と止まってしまうことがありませんか。僕もそこに何度もハマってきました。特に、大きめの案件を抱えたときほど、全体がつかめないまま気づいたところだけ直し始めて、結局まわり道になることが多かったんです。 この本を読んで救われたのは、「とりあえず分けてみる」という手前の作業が、思っていた以上に効くということでした。たとえば、問題にぶつかったときに、原因と対策を一緒くたに考えず、まずは全体を把握してから原因を分ける。会議で発言に詰まりがちなときも、「事実」と「意見」を前置きで切り分けるだけで話しやすくなる。大きな仕事の塊を三つに割って、そこからさらに自分がすぐ動けるサイズまで細かくしていくと、あいまいに見えていた道筋が急にくっきりする。このあたりが、自分には特に刺さりました。 読みながら感じたのは、「分ける」というのは整理術というより、視点の切り替えそのものなんだということです。自分基準でしか見えていなかったものを、立場や目的で分け替えてみる。そうすると、相手への説明もスケジュール管理も、必要な線引きが見えるようになっていきます。やたらと気合で突破しようとせず、まず一度バラしてみる。その手間が結果的に近道になる、そんな現実的な助け方をしてくれる本です。 大きい仕事に向き合うと固まってしまう人や、報告・相談がうまく説明できず悩んでいる人には、かなりしっくりくると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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