
20代のための人生デザインの授業
林 宏樹
累計読者数3
平均ハイライト数 8件/人
star総合評価 39/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 10%
この本について
会社にいながら、「このままここで年を重ねて大丈夫なんだろうか」とぼんやり不安になる瞬間ってありませんか。かといって、いきなり独立やフリーランスなんて現実的じゃない気もして、結局いつもの生活に戻ってしまう。自分も20代の頃はずっとそのループでした。 この本が面白いのは、「会社を辞めろ」と強く言っているように見えて、その実、働き方の話よりも“点を打つ生き方”のほうが中心にあるところです。20代は探検者として経験を増やす時期で、稼ぎ方よりも「外に出て触ってみること」の方が大事だという視点は、自分にはかなり新鮮でした。コンテンツビジネスの話も、ノウハウというより「経験を資産化する」という考え方として読むと腑に落ちます。FXでラクに稼ぐより、100万円で世界を見たほうが後々の糧になるという例も、妙に現実味があって刺さりました。 会社員が悪いというより、下請け構造に慣れすぎると自分の時間も選択も細っていくよ、という指摘は、今の日本の給料が伸びない状況と重なって考えさせられます。独立を煽る本は多いですが、この本は「迷ってるなら、とりあえずひとつ外に出てみよう」という温度感なので、極端さよりも行動のきっかけとして読むとちょうどいいです。 特に、会社と個人の間で揺れている20代には刺さると思います。今の働き方に違和感があるけど、何から手をつければいいかわからない人には、視点を一度ほぐす一冊になるはずです。
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