
未来は予測するものではなく創造するものである ――考える自由を取り戻すための〈SF思考〉
樋口恭介
累計読者数8
平均ハイライト数 17.5件/人
star総合評価 54/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 26%
この本について
仕事で新しい案を考えるたびに、どうしても「現実的かどうか」ばかり気にしてしまって、発想が固まることってありませんか。自分でも気づかないうちに、社内の制約や過去のやり方を前提にしてしまって、そもそも目的が何だったのか見失う……僕はまさにそうで、手法だけが増えていくのに、未来が少しも広がらない感じがありました。 この本が面白いのは、「未来は予測じゃなく創るもの」という前提に立ち返らせてくれるところです。例えば、デザインシンキングが扱う“ユーザーの課題”の先に、もっと幅広い「ありうる未来」を描く視点をくれること。あるいは、フィクションを使って一度現実から離れることで、自分の欲望や“本当にほしい状態”を取り戻すきっかけになるところ。そして、未来の複数性を認めることで、いま抱えている制約を「本当に必要なのか?」と問い直す勇気をくれるところです。 個人的には、目的がズレたまま手法だけを回す危うさを言語化してくれた部分が刺さりました。現実的に見える打ち手を増やすより、「楽観的にぶっ飛んでみる」ほうが未来を動かすことがある、という感覚がようやく腹に落ちた気がします。 今の枠組みのままでは限界を感じていて、「別の未来」を見たい人に向いている一冊です。
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