
これからの会社員の教科書 社内外のあらゆる人から今すぐ評価されるプロの仕事マインド71
田端信太郎
SBクリエイティブ / 201912
この本について
仕事をしていると、「何が正解なのかわからないまま動いてしまって、あとから後悔する」みたいな場面ってけっこうありますよね。上司に依頼されたタスクも、メールの返信も、会議での立ち回りも、なんとなく自己流でやってしまって、後で「あ、相手はこう思ってたのか…」と気づく。自分でもまだまだだなと思う瞬間ばかりです。 この本が効いてくるのは、そんな“相手目線の不足”や“段取りの甘さ”でつまずきがちな人に、具体的な軌道修正ポイントをくれるところです。たとえば、依頼を受けたときにゴールと制約をセットで押さえること。メールは完璧に返そうとする前に、まず一行だけでも早く返して心理的負荷を減らすこと。会議前には、誰がどんな角度で突っ込んでくるかを想像して準備しておくこと。どれも「そう言われればそうなんだけど、普段ちゃんとできてない…」というリアルな指摘ばかりで、読んでいると自分の小さな習慣のほころびがどんどん見えてきます。 特に刺さったのは、相手の立場や状況を細かく想像する姿勢が、仕事のあらゆる場面で効いてくるという話。朝一のメッセージ送信のタイミングや、お茶出しの人への態度、場を読むカラオケ選曲まで、一見どうでもよさそうな行動に“相手との関係が蓄積される瞬間”が潜んでいる。この視点で日常を見直すと、仕事の質って案外こういう細部で決まるのだと気づかされます。 「自己流でなんとかしてきたけど、そろそろちゃんと仕事の基準を整えたい」という人に刺さる本だと思います。読んですぐ全てが変わるタイプの本ではないけれど、翌日からの行動が静かに修正されていく感じがありました。
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ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの78%が集中しています。
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