
カーライル流 日本企業の成長戦略 (日本経済新聞出版)
三河主門
日経BP / 2019-04-01
この本について
事業が伸び悩んだとき、「うちの努力が足りないだけなのか、それとも構造の問題なのか」を見分けられずに立ち止まってしまうこと、ありませんか。私も、自社の強みがどこに眠っているのか分からず、国内需要の縮小や人材不足の話を聞くたびに、胸のあたりがざわつくタイプです。 この本は、そんなモヤモヤに対して、魔法の答えをくれるわけではありませんが、「企業が成長できなかった理由」と「そこにどう手を入れれば動き出すのか」を、現場レベルの具体性で見せてくれます。たとえば、離職率の高い医療事務会社が“欠員即補充”から抜け出すまでのプロセスや、カーブアウトで眠っていた潜在力が解き放たれる瞬間、地域ごとの事業を縦糸に、グローバルルールを横串に通して組織が変わっていく様子など、読みながら自社にどう置き換えられるかを自然と考えてしまいました。人材の質を競争力そのものと捉え、少ない人数でも業務を回すためのコミュニケーションの訓練を仕組みに落とし込む話も、正直かなり刺さりました。 個人的には、「問題は努力不足ではなく、構造と視点の整理不足かもしれない」と落ち着いて考えられるようになった一冊です。自社がもう一段伸びる余地を感じつつ、何から手を付けるべきか判断がつかない人に向いています。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
ガーバー流 社長が会社にいなくても回る「仕組み」経営 (中経出版)
堀越 吉太郎

トラクション~ビジネスの手綱を握り直す 中小企業のシンプルイノベーション
ジーノ・ウィックマン, 福井久美子, カール・パイザー, and 久能克也

頑張らせない経営(社員の「ムリ」「ムラ」「ムダ」をなくして会社を「儲かる体質」に変える3つの方法)
佐治 邦彦

日本企業の勝算―人材確保×生産性×企業成長
デービッド・アトキンソン

1+1が10になる組織のつくりかた
小松 裕介
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要