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29歳からの人生戦略ノート

29歳からの人生戦略ノート

金田博之

日本実業出版社 / 2011-02-20

累計読者数8
平均ハイライト数 46件/人
推定読了時間 約3時間29分
star総合評価 73/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 36%

この本について

仕事でも私生活でも、「やることはこなしているはずなのに、なんとなく前に進んでいる感じがしない」ときがありますよね。僕も20代後半〜30代前半あたりでよくこの沼にはまっていました。将来のことを考えようとしても霧がかかったようで、結局“今日”の手応えがないまま終わってしまう。そんなモヤモヤに刺さるのが『29歳からの人生戦略ノート』でした。 この本が面白いのは、いきなり壮大な目標をつくるのではなく、毎日の小さな成功に光を当てて「次は?」につなげていく姿勢を徹底しているところです。ノートに1行だけ書く。うまくいったことを1つ拾う。その1行から次の1行を決める。この地味すぎるくらいの積み重ねが、思っている以上に行動の質を変えてくれます。将来の不安をあれこれ想像するより、今をやりきるほうが動きやすい、という感覚にもすごく救われました。 もうひとつ良かったのは、憧れや願望を「なんとなくの夢」で終わらせない工夫があることです。どんな人に惹かれるのか、どの部分に憧れるのかを言語化していくと、抽象的だった未来のイメージが具体的な行動に落ちてくるんですよね。ビジョンづくりも、いきなり理想像を固めるのではなく、日々の実行の蓄積から拾い上げていく流れなので、現実離れしたプランにもならない。 なので、「未来の計画を立てたいのに、そもそも自分の軸がつかめない」と感じている人ほど相性がいいと思います。僕自身、ノートに書くこと自体が目的ではなく、それを振り返って次につなげることでようやく前に進めていたんだなと気づかされました。小さな成果を見過ごしがちな人には、特にしっくりくる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

たった1行書くだけで、「その場しのぎ」から抜け出せる。そんな簡単なノート術があったら、知りたいと思いませんか。 20代後半から、公私ともども変化が訪れ、期待と不安が入り混じる時期に差しかかります。将来に対して「不安」や「焦り」を感じながらも、目の前の仕事に追われ、ただ漠然と毎日を過ごしてしまう人は多いのではないでしょうか。 「人生戦略ノート」とは、「会社に戦略があるなら、人生にも戦略があってしかるべき」という考えのもと、著者が29歳の副社長補佐時代から書き始めたノートがもとになっています。たった1行書き始めることで、「計画→行動→評価→改善」(PDCA)という、仕事でもプライベートでも成功するためのサイクルを自然に回すことができます。 著者は、グローバル企業SAPで、世界7万人の上位2%に7年連続で選出されるほど、ハイパフォーマンスを上げている人物。第一線で活躍する著者のノート術で、将来に対する不安を払拭しましょう。20代、30代のみならず、すべての年代の方に読んでいただきたい一冊です。
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