
Anthro Vision(アンソロ・ビジョン) 人類学的思考で視るビジネスと世界 (日本経済新聞出版)
ジリアン・テット and 土方奈美
日経BP / 2022-01-27
この本について
仕事でも日常でも、「相手の考えてることがどうにも掴めないな…」という瞬間が続く時期ってありますよね。自分では丁寧に見ているつもりでも、あとから振り返ると先入観で上書きしていただけだった、なんてこともよくあります。僕自身まさにそうで、特に職場の空気を読み違えていたときの居心地の悪さは忘れられません。 『Anthro Vision』が面白いのは、人類学という一見遠そうな学問が、この“読み違え”をほぐす道具になるところです。現場に潜り込んで虫の目で観察すること、当たり前だと思っていた自分側の文化にレンズを向けること、そして相手の言葉になっていない“沈黙”にも耳を澄ませること。どれも小手先のテクニックではなく、行動の仕方がじわじわ変わるような視点をくれます。僕はこの本を読んでから、会議での違和感を少し放置して観察するようになり、人間関係のつかえが減りました。 特に、自分の価値観を一度脇に置ける人より、「置きたいのにどう置けばいいかわからない人」にこそ合う本だと思います。仕事で人の気持ちや背景を読み違えてしまうことが多い人、あるいは自分の“ふつう”がどこから来ているのか気になり始めた人には、かなり腹落ちするはずです。
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文化人類学の思考法
松村圭一郎、中川理、石井美保

はじめての人類学 (講談社現代新書)
奥野克巳

人類学とは何か
ティム・インゴルド, 奥野克巳, and 宮崎幸子

現代思想 2016年3月臨時増刊号 総特集=人類学のゆくえ
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隣のアボリジニ――小さな町に暮らす先住民 (ちくま文庫)
上橋菜穂子
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