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核兵器について、本音で話そう(新潮新書)

核兵器について、本音で話そう(新潮新書)

太田昌克、兼原信克、高見澤將林、番匠幸一郎

新潮社 / 2022-03-17

累計読者数3
平均ハイライト数 13.7件/人
推定読了時間 約2時間48分
star総合評価 58/100
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この本について

国際ニュースを見るたびに、何が本当で、何を怖がればよくて、どこまで冷静でいればいいのか分からなくなることがあります。特に核の話になると「専門家の言っていることをなんとなく追いかけて終わり」になりやすくて、結局モヤモヤが残ったまま日常に戻ってしまう。自分でもその繰り返しでした。 この本が助かったのは、専門家同士が遠回しにせず、かなり現場の温度で話してくれているところです。たとえば「ロシア人の頭の中は9割軍事」という話にしても、刺激的な表現だけど、これを前提に外交がどう動くのかまで踏み込んで説明されると、ニュースの見え方がまったく変わります。また「核のタブーを守る責任」みたいな重いテーマも、一方的な答えを押しつけるのではなく、立場の違う人が丁寧に突き合わせていくので、自分の考え方を調整しやすいです。さらに、台湾や中露の力関係など、今の不安定さをどう読むかが具体例を交えて語られていて、漠然とした不安が「理解できる不安」に変わっていきました。 大げさな決意を迫る本ではないのですが、国際情勢を“自分ごと”として捉えたい人には静かに効いてくると思います。特に、ニュースを見るたびに「結局これってどうつながっているの?」と感じている人には刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

日本は、中国、北朝鮮、ロシアなど猛烈に核能力を向上させている国に取り巻かれており、数千発もの核兵器の射程内にある。「唯一の被爆国の悲願」としての核廃絶は正しいが、本当にそれを望むならば、東アジアの現状を踏まえた、ありうべき国家戦略を日本自身が構想しなければならない。内閣、自衛隊、メディアなどで核政策に深くコミットしてきた4人の専門家が、「タブーなき核論議」を展開する。
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