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教養として学んでおきたいクラシック音楽 (マイナビ新書)

教養として学んでおきたいクラシック音楽 (マイナビ新書)

澤 和樹

マイナビ出版 / 2022-02-28

累計読者数4
平均ハイライト数 11.3件/人
推定読了時間 約2時間20分
star総合評価 44/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 26%

この本について

クラシック音楽って興味はあるのに、いざ聴こうとすると「何から入ればいいのか全然わからない…」というまま時間だけが過ぎていく、そんな感覚ありませんか。自分もずっとそうで、名前は知ってるけど曲は知らない作曲家だらけ。歴史の流れもつかめていないから、曲を聴いてもどこが面白いのか掴みづらいままでした。 この本がよかったのは、「作曲家のリスト」ではなく、「その人がどんな時代にいて、どんな空気の中で音楽が生まれたか」が自然と見えてくるところです。抜粋にもあるように、教会音楽から宮廷、そして市民へと移っていく流れが丁寧に描かれていて、たとえばバッハの敬虔さや、貴族のために作られていた室内楽、ベートーヴェンが“芸術家”として自我を押し出した理由が、点ではなく線でつながるようになるんです。そうなると、ドヴォルザークの「新世界より」やハイドンの弦楽四重奏を聴くときも、“曲の背景ごと楽しめる”感覚が出てきます。 もうひとつ助かったのは、具体的に「これを聴けばいい」という曲名が並んでいるところ。単純に入口として便利なだけじゃなくて、「なぜこの曲がその作曲家らしいのか」が腑に落ちるから、次の一曲を探すときに迷いにくくなります。自分はモーツァルトの協奏曲やシューベルトの四重奏をここから聴き直して、ようやく“わかる楽しさ”に少し近づけました。 クラシックに苦手意識があるけれど、どこかでちゃんと触れてみたい人に刺さる一冊だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

教養といえば、クラシック音楽! クラシック音楽は、とても良いものです! 格調高い音楽を、もっと知りたい、その知識を深めたいという期待にお応えできるように、 ヴァイオリニストで東京藝術大学の学長である、澤 和樹先生にわかりやすく、楽しく、解説していただきました。 演奏者としてのご自身の経験と教育者としてのお考えも踏まえたうえで、クラシック音楽の美しさ、楽しさ、すばらしさを、この本を通じてご理解いただける一冊になっています。 1955年和歌山市生まれ。1979年東京藝術大学大学院修了。ロン=ティボー、ヴィエニアフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞など、ヴァイオリニストとして国際的に活躍。1990年澤クヮルテット結成。1996年指揮活動開始。2004年和歌山県文化賞受賞。東京藝術大学音楽学部教授、音楽学部長を経て2016年4月より東京藝術大学長。英国王立音楽院名誉教授。
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