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2030年のSX戦略 課題解決と利益を両立させる次世代サステナビリティ経営の要諦

2030年のSX戦略 課題解決と利益を両立させる次世代サステナビリティ経営の要諦

坂野 俊哉 and 磯貝 友紀

日経BP / 2022-04-22

累計読者数6
平均ハイライト数 31.7件/人
推定読了時間 約5時間17分
star総合評価 58/100
start序盤集中型
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この本について

サステナビリティって大事なのは分かっているのに、日々の業務にどう結びつければいいのか分からないまま、モヤモヤだけが積み上がっていくことがよくあります。環境や社会の話は抽象論になりがちで、「結局うちの事業だと何をすべきなんだろう」と立ち止まってしまう感じです。僕自身、この本を読むまで同じ状態でした。 『2030年のSX戦略』が面白いのは、未来の技術の話を“遠い理想”としてではなく、既に動き始めている現実として描いているところです。空気から水をつくる装置や、人工光合成によるたんぱく質生産の実例を読むと、環境課題はもはや専門家だけの話ではなく、事業計画や商品設計に普通に入り込んでくる論点なんだと実感します。また、外部不経済を数値で見える化し、投資とメリットを比較するフレームは、サステナビリティを“コストとして扱うか、成長機会として扱うか”の判断にそのまま使える感覚がありました。 さらに、食料確保やサプライチェーンの変化など、放置すれば企業も生活者も確実に巻き込まれるテーマを扱いながら、やみくもに危機感を煽らないのも良いところです。どの部分を改善すればインパクトが大きいのか、事業の入れ替えをどう計画すべきかなど、現実的に考えるための視点がいくつも拾えます。 特に、仕事で「サステナビリティを事業に落とし込む役目をなんとなく背負ってしまった人」には刺さると思います。抽象と現実のあいだで迷うとき、地図として手元に置いておける一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

この先10年の「サステナビリティ経営」を業界別にいち早く体感! 本書は、2030年頃までのおよそ10年の間に、サステナビリティに関して何が起きるのかを「未来の見方」を示したうえで業界別に予測し、企業がどこに向かうべきかの具体的指針を示すことを目指した。「投資判断の考え方」を示す「SXの方程式」や、起こり得る複数の近未来を提示する「シナリオ・プランニング」を使って、本書の読者に、これからの10年間を一足先に体感してもらうという野心的な試みだ。本書が提示する「未来の見方」と「SXの方程式」を通じて、新しい視点で自社や、自社が属する業界の未来の見直し、これまで「知っている」と思っていたことが、大きく変わろうとしていることと、今まさにその分節点を迎えていることに気づいてほしい。(本書「はじめに」より)
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