
教養として学んでおきたい太平洋戦争 (マイナビ新書)
ドントテルミー荒井
マイナビ出版 / 2022-07-28
累計読者数5
平均ハイライト数 12.4件/人
推定読了時間 約2時間17分
star総合評価 48/100
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この本について
歴史の本って、読んでいるうちに登場人物や出来事が増えすぎて、気づいたら全体像がぼんやりしてくることありませんか。自分も太平洋戦争について調べようとすると、用語や事件が複雑に絡まりすぎて、結局「何がどうつながって今に至るのか」がつかみ切れずにモヤモヤしていました。 この本が助かったのは、戦争を“巨大な事件”としてではなく、“その場にいた人たちの判断や感情の積み重ね”として描いてくれたところです。たとえば、日本が満州から手を引けなかった理由を「投資が無駄になるから」とか「既に住んでいる人がいるから」と、現実的な事情として説明してくれる。山本五十六の短期決戦案も、英雄的作戦ではなく、追い詰められた状況ゆえの“唯一の勝ち筋”として描かれる。こういう視点が入るだけで、戦争の流れが急に具体的に見えてきます。 さらに印象的だったのは、真珠湾攻撃の「勝ったのに目的は達成していない」という説明や、アメリカの暗号解読がどれだけ作戦の裏をかいていたかといった部分です。派手な歴史イベントの裏側にある小さな誤解や思惑のズレが、現実の悲劇を動かしてしまう。その構造が見えてくると、歴史は“遠い話”じゃなく、今の自分の選択の延長上にあるように感じました。 大きな出来事をざっくりでも流れで理解したい人、ニュースや国際情勢を読むときの土台を作りたい人には、かなり刺さると思います。
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出版社による紹介
太平洋戦争はYouTuberに学べ! 太平洋戦争。 この77年前に終わった戦争について、「日本とアメリカが戦争した」という歴史的な事実すら知らない人が増えています。 太平洋戦争については膨大な書物が出ているものの、難解なもの、複雑なものが多く、ひとまず全体像をつかむことも、難しいものがあります。そこで、本書では「大人の教養TV」というYouTubeチャンネルで、世の中の出来事をわかりやすく解説しているドントテルミー荒井氏に、定説を中心に私見も交えていただきつつ、若い世代から見た太平洋戦争について語っていただきました。 本書では細かい学説や、何がどういう順序で起こったのかといった、事実をひたすら追っていく学校の学習的なことは触れません。本書を通して押さえてほしいのは、なぜ戦争が起こったのか。そしていかに悲惨なものだったのか、という大きな視点です。 この本やドントテルミー荒井氏のYouTubeチャンネルをきっかけに、戦争と平和について考えてくださる方が一人でも増えてくだされば幸いです。 チャンネル登録者22万人越えYouTube チャンネル「大人の教養TV」講師。東京大学大学院を中退後、世界の諸問題をわかりやすく伝える解説系YouTuberに。現在まで100本以上の動画を公開し、日本や世界の歴史、世界情勢や時事問題、宗教や政治まで幅広く解説。圧倒的なわかりやすさで人気を博し、チャンネル開設からわずか1年程で登録者10万人を達成。
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