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教養としての「会社法」入門

教養としての「会社法」入門

柴田和史

日本実業出版社 / 2022-05-20

累計読者数21
平均ハイライト数 13.8件/人
推定読了時間 約6時間
star総合評価 52/100
start序盤集中型
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この本について

仕事をしていると、取締役や株主の力関係って結局どうなっているんだろう、とモヤモヤする場面がありませんか。表向きは「取締役は弱い立場」と習うのに、現実ではどう見ても逆だよな…みたいな矛盾に、ずっと引っかかっていました。会社の意思決定に振り回されるたびに、「仕組みをちゃんと知っておけば、もう少し冷静に見られるのに」と思うことが多かったんです。 この本が良かったのは、そのモヤモヤを“構造”から説明してくれたところでした。たとえば、威張り散らす取締役がなぜ成立してしまうのかを、オーナー社長・所有と経営の分離・ガリバー型の株式分散・株式相互保有という四つの視点で整理してくれます。現場で感じていた違和感に、筋道が通る瞬間が多いです。また、株式の種類や権利がどう会社の力学に影響するのかも丁寧で、特別決議の要件や新株予約権の仕組みなど、実務で耳にするのにちゃんと理解できていなかった部分に光が当たります。さらに、多数派が基本構造を変えるときに少数株主がどう守られるのかなど、普段は見落としがちな“会社の裏側のバランス”にも触れてくれます。 派手なノウハウ本ではないですが、会社の動きを腹落ちさせたい人には静かに効く内容です。社内の意思決定の流れに違和感を抱えている人、特に大企業で「誰が本当に力を持っているのか」見えなくなっている人には刺さると思います。

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出版社による紹介

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