
考えすぎてしまうあなたへ 心配・落ち込み・モヤモヤ思考を手放すセラピー
グウェンドリン・スミス and 小谷 七生
CEメディアハウス / 2022-08-11
この本について
気づくと同じ心配を何度も反すうしてしまう日ってありますよね。仕事でちょっとした失敗をしたときとか、先の予定がうまくいくか不安なときとか、頭の中のスイッチが勝手に入ってしまうあの感じ。やめたいのに止まらなくて、気づいたら体までしんどくなっている…自分でも「考えすぎだよな」とわかっているのに、どう扱えばいいのかがわからない。僕もずっとそこでつまづいてきました。 この本がよかったのは、「考えすぎ」を責めるんじゃなくて、なぜ頭と身体がその反応をしてしまうのかを、まず丁寧に見せてくれるところです。アドレナリンの仕組みや、心配が身体の疲れにつながる理由がストンと腑に落ちるので、自分の反応を「変な癖」じゃなく「理解できる動き」として扱えるようになる。さらに、無理やりポジティブに持っていくのではなく、思考のクセをひとつずつ見立て直すやり方が実践的で、日常のちょっとした場面で試せるのがありがたかったです。たとえば「あの人はきっとこう思ってる」と決めつけて不安が加速するとき、その背後にある思考パターンを見つけて調整するだけで、体の緊張まで変わる感覚がありました。 「気にしすぎなのはわかるけど、どう手放せばいいのかが一番わからない」という人には特に刺さると思います。自分を矯正する本ではなく、仕組みを知ることで少しずつ扱い方が変わっていくタイプの本なので、焦らず読みたい人に向いています。自分のバッテリーがどれくらい消耗しているのか、そろそろ一度立ち止まって確かめたいときに。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの22%が集中しています。
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