
Clean Craftsmanship 規律、基準、倫理 (アスキードワンゴ)
Robert C.Martin、角 征典
ドワンゴ / 2022-08-31
この本について
仕事終わりにふと「今日はちゃんとやれたのかな」とモヤッとする日があります。コードを書いて前に進んでいるはずなのに、どこか胸のあたりがざわつく。自分の基準で誇れる仕事ができているか、と問われると少し言葉に詰まる。そんな感覚に覚えがある人には、この本の抜粋が引っかかったんだと思います。 この本は、派手な成功論ではなく、日々の開発の「手触り」をどう整えるかに徹底的に向き合っています。例えば、リファクタリングの時間を確保するとかしないとか以前に、常に手を入れ続ける姿勢そのものを問われる感じがします。また、テストを“後付けの確認作業”としてではなく、思考の起点に置くことで、行き詰まりや迷走が減っていく感覚も書かれていて、ああこれは実際の現場で効くやつだと素直に思いました。コードの構造やテストの書き方を改善する話ではあるのに、根っこにあるのは「今日の自分をどう評価したいか」という倫理観に近い部分です。 読みながら、仕事のスピードや外からの要望に流されて、つい“できている風”のタスク消化に逃げたくなる自分にも気づかされました。小さなサイクルを刻むとか、手動テストを惰性で続けないとか、実践レベルの話なのに、自分の態度の方が先に問われる。そこがこの本の地味だけど強いところです。 「作ってはいるけれど、ちゃんと作れている実感がほしい」という人には深く刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
プログラマー"まだまだ"現役続行 技評SE選書
柴田 芳樹

リファクタリング 既存のコードを安全に改善する(第2版)
MartinFowler、児玉公信、友野晶夫、平澤章、梅澤真史

情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方
ChadFowler、でびあんぐる

仕事の「質」と「スピード」が上がる 仕事の順番
田中耕比古

新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道
AndrewHunt, DavidThomas, and 村上雅章
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要