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神なき時代の日本蘇生プラン

神なき時代の日本蘇生プラン

宮台真司 and 藤井聡

累計読者数4
平均ハイライト数 70.8件/人
star総合評価 69/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 29%

この本について

最近、価値観がバラバラな社会の中で、自分が何を拠り所に動けばいいのか分からなくなる瞬間が多いです。正しさを語る人が増えるほど、逆に“足場”が失われていくような感覚というか。僕自身もそのモヤモヤを抱えたまま仕事をしていて、どうにも説明できない違和感だけが残ることがあります。 この本が面白いのは、その違和感を「個人のメンタル」ではなく、もっと奥にある“世界の見え方”の問題として扱っているところです。たとえば、近代の平等主義が逆に排除を生む構造とか、コミュニティが弱ると人がなぜ空洞化していくのかとか、言われてみれば気づいていたことが丁寧に言語化されていきます。そして、アニミズム的な多視点の感受性や、地域の持続性を支えてきた構造を紹介しながら、「人がどうすれば現実に根を張れるのか」を静かに考えさせられます。 読んでいて強く感じたのは、行動を変える前に“世界の捉え方”を少しだけ別の角度にずらすことの大切さです。ロジックが分かっても実感が伴わないと前に進めない、という指摘はまさに自分のことでもあり、どこか救われる気分にもなりました。特に、他者の視座を取ることでコミュニティや仕事の関係性が変わる、という視点は日常にも持ち帰りやすいと思います。 社会の空気にどこか疲れている人、今のままでは先が見えないと感じている人に、静かに刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

日本の伝統精神の何を復活すればよいのかを、「前向き」な道筋を交えながら、日本社会の新たな在り方、幸福論を提示する。
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