
地に足をつけて生きろ! 加速文化の重圧に対抗する7つの方法
スヴェン・ブリンクマン and 田村 洋一
Evolving / 20220309
累計読者数10
平均ハイライト数 32.1件/人
star総合評価 72/100
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この本について
最近、自分の気持ちに正直に、とか、好きなことを仕事に、みたいな言葉にちょっと疲れることがあります。何でも自分で選べるはずなのに、選べなかった日は自己嫌悪が押し寄せてきたり、やりたくないことを我慢できない自分がダメなんじゃないかと思ったり。そんなモヤモヤを一度立ち止まって見直したいときに、この本はけっこう頼りになりました。 特に刺さったのは、「自分がどう生きるかの鍵は自己ではない」とサラッと言い切るところでした。努力すれば何でもできる前提ではなく、外側の世界との関係の中で自分が形づくられていく、という視点に救われる人は多いはずです。また、やりたくないことでも、理由があるなら淡々とやる、というスタンスも妙に現実的で、自分の生活にそのまま持ち込める感覚がありました。それに、ストア派の「怒らずにネガティブを直視する」という姿勢は、無理に前向きになろうとしがちな今の文化への小さなブレーキにもなります。 加速する毎日の中で、もう少し地に足をつけてやっていきたい人。自己肯定よりも、落ち着いて「考え直す」力がほしい人。そんな人には静かに効く一冊だと思います。
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出版社による紹介
著者累計18万部突破! 世界16カ国語翻訳
気鋭のデンマーク心理学者が提起する"反自己啓発の書"
挑発に次ぐ挑発のご馳走。企業のサラリーマンたちが声なき声をあげて抵抗するための破壊的マニフェストであり、キャリア開発のお題目で荒稼ぎしてきた業界への痛烈な批判。
――フィナンシャル・タイムズ紙
「もっと成功しろ」「もっと立派になれ」「もっと幸せになれ」「もっと生産的になれ」「自分自身を見つけろ」という現代の強烈なプレッシャーに対する爽快な反撃の書。骨折り損でしかない自己啓発に対して、ストア派思想を援用したスヴェン・ブリンクマン氏は、本人がそう意図したかどうかは別として、真に啓発的な著書を書いたのである。
――オリバー・バークマン(ガーディアン紙)
この最高に愉快で知的な本は、自己啓発カルトの愚かさを暴露するにとどまらず、自己啓発に代わる具体的で魅力的なオプションを提示することによって、哲学が私たちの人生を生きるためにどれだけ役に立ってきたかを思い起こさせてくれている。
――カール・セダーストローム(ストックホルムビジネススクール)
目次
日本の読者の皆さんへ
イントロダクション 生き急ぐ人々
第1章 己の内面を見つめたりするな
第2章 人生のネガティブにフォーカスしろ
第3章 きっぱりと断れ
第4章 感情は押し殺せ
第5章 コーチをクビにしろ
第6章 小説を読め ―― 自己啓発書や伝記を読むな
第7章 過去にこだわれ
結論 加速文化におけるストア主義
付録 ストア派思想
訳者あとがき
原注
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