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無常の見方:「聖なる真理」と「私」の幸福 お釈迦さまが教えたこと (サンガ新書)

無常の見方:「聖なる真理」と「私」の幸福 お釈迦さまが教えたこと (サンガ新書)

アルボムッレ・スマナサーラ

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star総合評価 51/100
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この本について

最近、「なんでこんなに心が重いんだろう」と感じることが多い人にとって、この本は少し空気を通してくれるような感覚があります。相手の言葉に必要以上に反応してしまったり、自分の性格や選択が“固定”されているように思えて、そこから動けなくなる瞬間ってありますよね。けれど本を読んでいると、そもそも自分も相手も、同じスピードで変わりつづける存在なんだよな、とだんだん思い出させられます。 特に刺さったのは、「変化に抵抗するから苦しい」という話でした。状況そのものよりも、「変わりたくない」「変わってほしくない」という気持ちがしんどさを生んでいる。そこに気づけるだけで、物事に対して少し余白ができるんです。また、“心で観察する”という視点は、自分の体調や気分によって世界の見え方までズレていくことを実感させてくれます。相手の言葉も、その人の健康状態を加味して受け取る、という教えは、日常の人間関係を思い返すと腑に落ちました。 さらに、「自分は一時的な現象でしかない」という考え方は、自己否定ではなく、むしろ身軽さにつながります。変わりゆく前提で生きるほうが、明るくいられる。自分の考えを絶対視しないほうが、世界に対して柔らかく構えられる。仏教的と聞くと構えてしまうかもしれませんが、実践はすごく地に足がついています。 自分や他人に過度な「固定イメージ」を抱いてしんどくなるタイプの人には、かなり刺さると思います。

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