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なぜ、社長は決算書が読めないのか――会社に金を残す数字の押さえ方

なぜ、社長は決算書が読めないのか――会社に金を残す数字の押さえ方

古田圡満 and 川名徹

累計読者数10
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star総合評価 37/100
start序盤集中型
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この本について

経営の数字を見ていて、「結局どこを押さえればいいのか…」と毎月同じところでつまずくこと、ありませんか。決算書は一応見ているけれど、そこから行動に落とせている実感がない。私もずっとこんなモヤモヤを抱えていました。 この本が面白いのは、月次のP/LやB/S、C/Fを“専門用語の塊”としてではなく、「運動能力表」「健康診断書」「血流検査表」といった日常の感覚に置き換えてくれるところです。数字を見る目的が「黒字か赤字か」ではなく、「何がどう変化しているのか」をつかむことだと腑に落ちました。とくに、月次B/Sを単体で見るのではなく、C/Fと必ずセットで見るという話は、資金繰りの不安が頭から離れない身としてはかなり現実的でした。 もう一つ心に残ったのは、年次決算書と月次決算書では“正しさの種類が違う”という指摘です。法律上の正確さを満たした数字で経営判断をしようとして迷走していた理由がここでようやく言語化されました。毎月のズレとその原因を見に行くことで、赤字でも意味があり、黒字でも油断できない理由が具体的に見えてくる感覚があります。 数字を見るのが苦手というより、「何のために見るのか」が曖昧なまま来てしまった社長さんや個人事業主にとくに刺さる本だと思います。私自身、月次決算を“外部向けの書類”から“会社を守るための道具”に置き換えて見られるようになったのは、この本のおかげでした。

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