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ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法 (幻冬舎文庫)

ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法 (幻冬舎文庫)

アルテイシア

幻冬舎 / 2023-02-09

累計読者数4
平均ハイライト数 29.8件/人
推定読了時間 約3時間17分
star総合評価 70/100
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この本について

日常の中で、ふと「なんで私だけこんなに気を張って生きてるんだろう」と思うことってありませんか。怒りを飲み込んだり、モヤモヤをごまかしたり、理不尽に遭っても「自分が気にしすぎ?」と片づけてしまったり。私もずっとそんな感じで、どこが苦しいのかすら言語化できないまま過ごしてきました。 アルテイシアさんの『ヘルジャパンを女が自由に楽しく生き延びる方法』は、その「見えない圧」を可視化してくれる本でした。ジェンダーを学ぶと世界の見え方が変わる、という言葉がありますが、まさにその通りで、気づいていなかった“型”がどれだけ日常を縛っていたかにハッとします。怒ることを悪いことにしがちな日本の空気の中で、理不尽に対して怒れるのはむしろまっとうな自尊心だ、と言い切ってくれる感じにも救われました。 そして、この本がありがたいのは「誰かを一方的に断罪する」方向ではなく、アンコンシャスバイアスや教育不足といった背景まで丁寧に拾っているところです。無知ゆえの過ちは社会構造の問題でもある、と書かれていて、責められない側がなぜ鈍感でいられるのか、なぜ警戒せずに済むのか、といった“特権”の話も腑に落ちる形で語られます。 読んでいると、世界が敵だらけに見える感じがすこしやわらいで、「ああ、これは私の問題じゃなくて社会の仕組みの問題なんだ」と落ち着く瞬間が何度もありました。視界がクリアになると、踏まれたときに「踏むな」と言えるし、避ける判断もできるようになる、そんな感覚です。 こんな人に刺さると思います。自分のしんどさの正体がつかめず、でももう黙って飲み込むのは限界だと感じ始めている人。私もそうでしたが、この本は「どうやって生き延びるか」を一緒に考えてくれる相棒に近い存在でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「男と女、どっちがつらい?」 そんな不毛な争いはやめて、みんなでジェンダーの呪いを滅ぼそう! 読むと元気になる爆笑フェミエッセイ。 ジェンダー知らなきゃヤバい時代がやってきた 私が嫌われてもフェミニストを名乗る理由 俺の股間と黄金のような夢の話 JJはなぜDaiGo化せずにすんだのか? ミナミさんがこのコラムを読んでくれるといいな 「男の子はどう生きるか?」JJからボーイズへの遺言 「ぼくの推しを守って」イマジナリー桶を打ち鳴らす仲間たちへ ロリコンに甘すぎる国で子どもを守るためにできること おらこんな村イヤだけど、諦める気はさらさらない 「性が乱れる」に歯茎がめっさ痛いやないか 祖母の名は ノットオールメンはもう聞き飽きた 次世代の男の子たちをミソジニー沼から守るため 男と女、狂っているのはどっち? RBG先輩、私もあなたのように闘いたいです…他。 「せやろがいおじさん×アルテイシア」特別対談も収録。 医大の不正入試から、痴漢や「生理の貧困」問題、女性政治家の少なさ等々、女たちが性差別に声を上げる一方で、「男らしさの呪い」から抜けられない男たちのしんどさも。 「女は翼を折られ、男はケツを蹴られる」と喝破する著者が、男も女も繊細でいいし傷ついていい、よりよい未来のために声を上げていこう!と元気づける、現代の必読書。
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