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科学と資本主義の未来―<せめぎ合いの時代>を超えて

科学と資本主義の未来―<せめぎ合いの時代>を超えて

広井 良典

東洋経済新報社 / 2023-04-07

累計読者数7
平均ハイライト数 6.1件/人
推定読了時間 約5時間2分
star総合評価 37/100
start序盤集中型
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この本について

最近、「このまま成長だけを追いかけるやり方って限界なんじゃないか」とぼんやり感じることが増えました。働き方も、都市と地方のバランスも、AIとの付き合い方も、どれも正解が見えにくい。日常では小さな違和感として流れていくけれど、どこかで腰を据えて考えたいテーマでもあります。 『科学と資本主義の未来』は、そのモヤモヤを一段深いところで整理してくれる本でした。たとえば、生産性を「もっと速く・もっと多く」から、「資源を無駄にせず・人をちゃんと活かす」方向へ切り替える発想は、仕事の判断軸を見直すときにすごく実感を伴います。また、新幹線の座席を倒す前に声をかける若い世代の行動を、社会の変化の兆しとして描く場面は、抽象的な議論だけでなく、日常レベルで何が変わりつつあるのかを捉える助けになりました。そして、都市集中か地方分散かという選択を、感情論ではなくシミュレーションで読み解く部分は、未来について語るときの視界をひらいてくれます。 大げさに救ってくれる本ではないけれど、「いまの社会は何に向かって動いているのか」を落ち着いて考え直したい人には刺さると思います。僕自身、焦らずに方向感を確認したいときに手元に置いておきたい一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

「限りない拡大・成長」と「持続可能性」に向かうベクトルが「せめぎ合う」今、超長期の時間軸から科学と資本主義の未来を展望する。
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