
たった4年で100店舗の美容室を作った僕の考え方
北原孝彦
横浜タイガ出版 / 2021-07
この本について
仕事でもチームでも、「自分のやり方を貫くほどしんどくなるな…」と感じる瞬間がありませんか。理想はあるのに、現場では人も状況も思い通りに動かない。自分の価値観と、相手や環境の現実。その間で摩耗していく感じ、僕もよくあります。 この本を読んで印象的だったのは、著者が「置きに行く=徹底的に妥協する」と言い切っているところでした。妥協と聞くと後ろ向きに聞こえるけれど、ここでは“相手の価値観に合わせてモデルを作る”という、むしろ能動的な設計の話なんですよね。自分のこだわりを一度脇に置いて、相手が喜ぶ前提条件を整える。その発想に触れた時、仕事がうまく回らない理由の半分は「自分が川を作ろうとしていたからかもしれない」と思わされました。すでに流れている川に水車を置けばいい、という比喩が妙に腹に落ちます。 もう一つ救われたのは、「社員の成長が会社の成長とは限らない」という視点でした。人を伸ばすことに悩みがちな人ほど、ここは刺さると思います。誰かを“変えよう”とするのではなく、“今のままでも成果が出る設計”にする。これって仕事だけでなく、人間関係にも当てはまる気がするんですよね。無理に距離を縮めない、必要なことだけを丁寧に伝える。ホテルのフロントの例はまさにそれで、余計なことを言わない関係性の心地よさを思い出させてくれます。 自分のやり方にこだわりすぎて苦しくなっている人。メンバー育成や仕組みづくりに疲れている人。そんな人が読むと、少し肩の力が抜ける本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の後に読まれた本
ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」 資産10兆円の投資家は世界をどう見ているのか
桑原 晃弥
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド
八木 仁平
日本の私立大学はなぜ生き残るのか 人口減少社会と同族経営:1992-2030 (中公選書)
ジェレミー・ブレーデン, ロジャー・グッドマン, and 石澤麻子
言語化力 言葉にできれば人生は変わる
三浦 崇宏
THIRD MILLENNIUM THINKING アメリカ最高峰大学の人気講義 1000年古びない思考が身につく
ソール・パールマッター, ジョン・キャンベル, ロバート・マクーン, and 花塚恵
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




