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インド外交の流儀:先行き不透明な世界に向けた戦略

インド外交の流儀:先行き不透明な世界に向けた戦略

S・ジャイシャンカル and 笠井亮平

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この本について

最近、「これまでの経験が今の判断をむしばむ感じ」が抜けないことがあって、どう動けばいいか迷う場面が増えている気がします。過去の成功体験に寄りかかると安心だけど、同時にそれが未来の足かせにもなる。そんなモヤモヤをそのまま言葉にされたような一節が、この本にはいくつも出てきました。 『インド外交の流儀』は、いわゆる国際政治の解説書というより、「不確実な状況でどう前に進むか」を別の角度から見せてくれる本でした。たとえば、インドが危機のたびに中道路線へ戻りつつも、必要なときには核実験のような大胆な一歩を選んだ話は、慎重さとリスクテイクをどう共存させるかの具体例として刺さります。また、国ごとに協力相手を変える柔軟な姿勢や、日本との関係を“好かれる存在でありたい”という文脈で語るあたりには、戦略ってもっと人間的でいいんだなと感じました。 読みながら、これは外交の話というより、仕事で複数の利害関係者の間を行き来している人や、環境が変わるたびに判断基準を問い直している人に近い感覚だなと思いました。つまり、「状況が動き続ける前提で、自分の立ち位置をどうつくるか」に悩んでいる人に刺さります。大げさな成功論ではなく、現実的な葛藤がちゃんと書かれているので、今の迷いを一段外側から見直したいときにちょうどいい一冊です。

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出版社による紹介

インド外交の役割から今後の展開に至るまで、現役の外相がその「手の内」を明かし、米中日を中心に変貌著しい国際関係の見取図を示す。
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